
ランニング映像にペースや心拍を重ねると、その場面の状況を伝えやすくなります。ただし、数値が映像より数秒ずれていたり、単位が小さすぎたりすると、かえって分かりにくくなります。ここでは、外部ツールで作ったデータオーバーレイ素材をDaVinci Resolveで合成する作業を整理します。専用プラグインの操作や、FITの直接読み込みを前提にした手順ではありません。
1.先に映像の条件をそろえる
撮影した映像、対応ツールで読み取れる運動データ、最終的な縦横比を用意します。Resolve側では、作業を進める前にタイムラインの解像度とフレームレートを確認します。オーバーレイ素材も同じ用途に合わせて作ると、文字の大きさを判断しやすくなります。
2.表示する数値を絞る
最初は経過時間、ペース、心拍など、映像の説明に必要な項目だけにします。単位を必ず付け、ペースの分/kmと速度のkm/hを混同しないようにします。記録がない項目は、もっともらしい値で埋めず、非表示や欠損表示を選びます。
3.対応ツールで合成用素材を用意する
FITを読み取れるツールで、映像編集に使える素材へ変換します。透過動画や透過画像列を利用する場合は、書き出し形式とResolveの読み込み対応を確認します。通常の背景付き動画は、そのまま重ねても背景が消えるわけではありません。対応する形式はOSやソフトの版でも異なるため、短い素材で先に試します。
4.映像の上のトラックに置く
編集ページで撮影映像を置き、その上の映像トラックへオーバーレイ素材を配置します。位置と拡大率を調整し、人物や路面の重要な部分を隠していないか確認します。透過素材なのに黒い背景や縁が見える場合は、素材の透過情報とアルファの解釈を確認し、適当に合成モードを変える前に原因を切り分けます。
5.開始時刻だけでなく目印で合わせる
時計の記録開始とカメラの撮影開始は、必ずしも一致しません。走り始め、停止、ラップ操作など、映像と記録の両方で特定できる目印を探し、素材の位置を調整します。先頭だけでなく中盤と終盤も確認し、後ろほどずれるなら、素材の時間尺度やフレームレートの扱いを見直します。
6.カット編集と倍速に注意する
映像だけを途中で切ると、その後のデータが別の場面を指すことがあります。対応するオーバーレイ素材も同じ時間範囲で編集します。倍速にする場合も、データが撮影時のどの時点を表すかを保つ必要があります。対応が複雑なら、必要な短い区間ごとに合成するほうが確認しやすくなります。
7.短く書き出してから全編へ
先頭、中盤、終盤を含む短い確認用映像を書き出し、実際に見る端末で再生します。文字の読みやすさ、数値の切り替わり、音声、合成の縁を確認してから全編を書き出します。プレビューが正しくても、書き出し結果まで同じとは限りません。
完成の目安は、数値がたくさん並ぶことではありません。映像のその瞬間とデータが対応し、視聴者が無理なく読めることです。
操作と形式の確認:Blackmagic Design:DaVinci Resolve / Fusion サポート。本稿は一般的な合成手順であり、特定構成での動作検証結果ではありません。
オリジナル記事、著者:AIの番人,転載の際には、出典を明記してください:https://nipponai.jp/article/davinci-resolve%e3%81%a7%e8%b5%b0%e8%a1%8c%e3%83%87%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%82%92%e9%87%8d%e3%81%ad%e3%82%8b%ef%bc%9a%e6%ba%96%e5%82%99%e3%81%8b%e3%82%89%e6%9b%b8%e3%81%8d%e5%87%ba%e3%81%97%e3%81%be/